都内で働く30代の試行錯誤

田舎での生活に憧れています。 息子(0歳)がいます。

16personalities(≒MBTI)/ どうありたいか考えた

久しぶりに16personalities(≒MBTI)の性格テストをしました。
 
INTJ-Tでした。

INTJ-T(ネガティブで荒れ狂う建築家)
2019年の秋頃に会社で流行ってやったときは幹部(ESTJ)だった。当時から価値観は変わったように思うので意外なような納得のような。
 
人間が16タイプに分けられるわけではないとは思ってますが、自分のことに関して考える目的でのたたき台としてとても有用に感じます。
今回も、「短所は長所の裏返しであるよ」と自分を正しく元気づけたり、自分のどの特徴は好きで、どこは直したいのか、そういうことを考えました。
 
また、「認知機能」が8種類あり、第1機能(得意)から第4機能(苦手)まで各人4つ割り振られていることを今回初めて知りました。

 

「あなたはINTJなので、こういう傾向のある人です」と書かれた内容よりも、あなたはこの認知機能が得意だからこういう傾向があり、この認知機能が苦手ゆえこういう傾向がある、という内容の方が自分にはとても納得感がありました。
 
※自分はエネルギーの方向(E・I)が51%、判断の仕方(T・F)が53%と僅差で、それが理由かは分からないけれど、「これは当てはまらないなぁ」「そうだったらいいんですけど」と思うようなこともある。
でも他のMBTIの性格を読むともっとあてはまらないので、類型のうちではINTJが一番自分っぽいかなぁと思う(なお、2019年当時も、幹部という結果に対してそう感じたことを覚えている)。
 

8つの認知機能について

第一機能(主要機能*)→ その人が幼少期から使い始め、一番発達させた心理機能(*優勢機能とも呼ばれる)
第二機能(補助機能)→ その次に発達させた心理機能。第一機能を補助するように働く。
第三機能(代替機能)→ 第二の心理機能が効果的に働かなかったとき、第一の心理機能を補助する役割を担う心理機能。普段は、第二機能の影に隠れている。
第四機能(劣等機能)→ 第一の心理機能の発達の影に隠れて、強く抑圧されてしまった心理機能。最も発達が遅れている。

優勢、補助、代替、劣勢機能とは?【MBTIタイプ分類のしくみ】 | ナルメカ(ナルキンのそうなるメカニズム) -NaruMECHANISM-

 

INTJはNi(内向的直観)が強く、そのためSe(外向的感覚)が弱いそうです。

Niの特徴:内向的直感(Ni)過去・現状から「未来」を予測する人

Seの特徴: 外向的感覚(Se)瞬間を生きる人

 

 

「わかる~~~~!!!!!!」と首がもげました。

視界に入っていても、頭でその存在を意識しないものはまったく見えてないことがよくある。

「さっきのお店、絵がたくさん飾ってあって良い感じだったね」と言われても「そんなのあったっけ?」と思ったりする(意識が向いていた料理に関しては、どんな野菜がお皿の中でどのように盛られていたかしっかり記憶に残っている)。

家探しで物件の内見をするときも、物件情報を見て事前に考えた「確認することリスト」にない項目は、目立つものでも本当に目に入ってこなくて、一緒に行った夫から、帰り道に「エントランスに〇〇あったねw」とか「天井低かったね」とか言われても何のことやら分からず、驚かれることも。

 

誰しも自分が意識していたことが強く記憶に残るものではあるけれど、「意識してないもの」の認知が人と比べて著しく低い実感がよくあった。
 

直したいところと、残したいところ

自分が意識せずに使う認知機能(Ni)・無意識には使えない認知機能(Se)が分かったところで、そのままで良いのか?意識的に鍛えた方が良いのか?考えてみました。

 

Niが強い人の傾向は以下を参考にしました。
自分に当てはまらない項目もあったけれど(もうアラサーなので、社会にもまれて矯正された部分もあるのかな / そもそも数年前はESTJだったしな)、当てはまるものを抜粋しました。
 
直したいこと
・計画通りにいかないとイライラする(→そういうもんだと予め正しく諦めておきたい。計画にバッファを設ける案もあるけどバッファを設けたのに間に合わなかったらもっとイライラするに違いない…)
・自分にも相手にも妥協を許さない(→自分が余裕なくなるまでやったり、人に強要することは控えたい)
・人とすんなり仲良くなることができない(→これはこのテストを受ける前から特に直したくて、既存の友達は大事にして、新しい出会いは意識的に会うように頑張っている)
・背後で働いている力・関係性・傾向などを気にかけて、実際に見えるものへの注意がおろそか(→日プ見ててもすぐに運営や事務所の思惑を気にしちゃう。パフォーマンスに熱中したい)
・現実をありのままに観察する時間が足りない(→たしかに旅行に行ってもライブ行っても、すぐ考察・総括にかかっちゃうところある)
・今を楽しむことが苦手(→楽しい場面でもつい次のことを考えてしまう、段取り魔人しんどい。後のことは考えない!と意識するくらいがちょうどよいかも / 日プ見てても「SNSでこういう反応起きそう~」などという次のことを考えちゃう)
・事象をありのまま受け入れることが苦手(→どうしたらよいか/どう思うか判断を下さないでそのまま事実として受け取りたい)
 
上記の「直したいこと」とバランスを取りながら残したい特性
・目標達成能力が高い
・本質を見抜く・考える力がある
・社会や組織に対して鋭い洞察が働く
・長期的な視野に立って計画を立てる
・非効率を見抜き改善しようとする
 
 

総括

Niが強い人に特徴的な傾向のうち、当てはまるもの・かつそこに自分の中で良い・悪いと感じるものを書き出すと、結構表裏一体でもあるなと分かります。
プロジェクトマネジメントの仕事を楽しく(たまにヤキモキしながら)しているけど、結構向いているなと思ったりしました。
なお、辛辣な記事(https://note.com/survive_news/n/n2950bd520da2)によると、Seが強い人は「トレンドばかり追いかけて中身が空っぽな人間」らしく、バランスが大事だなと思いました。
自分の捉え方・考え方にどういう特徴があるかを知ったうえで、どうありたいか?を考えるよいきっかけになりました。
 
Seを鍛えるには、意識的に目の前にあるものをしっかり見るなどすると良いらしい。たとえば美術作品を見るときに、自分目を引かれない箇所もわざとよ~~~く見て「ここに人がいる、恰好からして漁業してる人かな」「木は針葉樹林っぽいな」と見ると良いらしい(楽しくなさそう)。
 
あとは、神経性(これはユング心理学のMBTIと違う点)がTなのは本当に直したい、とにかく心配性で過剰な責任感と自己批判でキャパオーバーになっては荒れ狂ってる。夫よごめん。