ダイロン マルチ(80℃のお湯・塩30gが必要な方)でGUのノースリーブの色褪せを捕色しました。
新品のようにはならなかったけれど、色褪せ感はなくなり、堂々と外に着ていける仕上がりになりました。
かなり満足しておりますが、完了後の洗濯で失敗したので記録しておきます。
Afterが2枚なのは、1枚試しに着てみてそのときに撮ったからです(雑)
参考にした記事
ダイロン公式ブログ
ダイロンで染めたいと思ったきっかけの記事
バケツが汚れたら嫌だなあという懸念を払拭してくれた記事
(この方の方法を真似して、ゴミ袋を重ねてやりました)
なお、公式の説明書には「色褪せは染まりません」と記載がありました。本来は「白いTシャツを好きな色に染める」「赤いシャツに青の染料で染めて紫のシャツに変える」みたいな用途のようです。
ダイロンについて調べると8割の方が色褪せを復活させるために使用していた、そして成功率がかなり高そうだったので、わたしも自己責任でやってみました。
特記事項・失敗
手順
準備するものや詳しい手順は上記の記事に詳しく分かりやすく書いてあるので割愛しますが、特記事項の説明のためにおおまかな流れを以下に書きます。
1.80℃のお湯500mlでダイロンの粉を溶かす
2.バケツに80℃弱のお湯6をリットル+塩+ダイロン液を入れて混ぜる
3.服を入れて20分もみ洗いする
4.つけ置き20分
5.よくすすぐ
6.脱水して干す
ゴミ袋の耐熱温度の確認
自宅にあった普段使いのゴミ袋はポリエチレン製でした。
80℃のお湯を入れて溶けたり破れたりしたらいやだなあと思い調べたところ、90℃程度までは大丈夫そうだったので、沸かしたお湯と給湯機のお湯(60℃)を混ぜて80℃弱のお湯を使いました。
ポリ袋とビニール袋は違う素材です!ポリ袋の素材や特徴を詳しく解説 | 株式会社ジャパックス
使ったバケツとゴミ袋
「より濃く染める方法」として、公式ブログに「熱いお湯を使う」と書いてあったので、もみ洗い中や漬け置き中にお湯の温度が下がらないほうが良さそうに思い、ふた付きのバケツを使いました。
ゴミ袋も軽く結んで保温力を高める。
キッチンのシンクを使用
もともとお風呂場で作業しようかと思っていましたが、去年ユニットバスごと新しくしたのに床に撥ねて染料が残ったら嫌だなと思ったのと、洗面台は陶器で色が移る可能性があると思ったので、キッチンのシンクでやりました。
バケツが汚れるのを避けるためにゴミ袋を使いましたが、ゴミ袋の口をすぼめて排水溝に突っ込んで染料を流せたので、結果的にゴミ袋を使ってめちゃくちゃよかったです。
ステンレスはシンク用のスポンジでいつものように掃除すればきれいになりました(染料の色味が青系なので、目立たないというのもあるかも)
スポンジはうっすら青くなりました。
染めた後の服の扱いの注意点(失敗)
トップス(セーター、Tシャツ、ノースリーブなど)および下着は黒~紺色と決めており、下着やセーターはいつも 別でまとめてアクロンで洗っているので、それら(黒いものだけ)と一緒に洗う分には色移りを気にせずに洗えるなと思っておりました。
洗濯が終わってびっくり、抱っこ紐カバー(白!)が一緒に出てきました。
ガーン
すすぎが甘かった(自覚あり)場合、色移りすることが分かりました。
塩素系漂白剤で「影かな?」くらいの色味・薄さまで落とすことができました。
なお、酸素系漂白剤では薄くなりませんでした。
まとめ
想像の10倍きれいに染まりました。
アクロンで洗濯したノースリーブは、洗濯で色が抜けた感じは全くなく、この春・夏に活躍しそうです。(夏の終わりに 退色についてこの記事に追記する予定です)
また染める機会があれば、すすぎを横着せずもう少し丁寧にやって、洗濯は色移りする前提で臨むようにします。
それにしても、GUのノースリーブを買ったのはおそらく4年前で、4月~9月の間、週に2回ずつくらい着ている(トップスは全く同じものを3~4枚買って基本的にそれを着ています。羽織やボトムスは色も形もいろいろ)のに、ほつれも毛羽立ちも摩耗もなく、色褪せだけなのすごい。
ビフォー
アフター