Evernoteのデータをエクスポートし、UpNoteにインポート完了しました。
これまでNotion・OneNoteへの移行を試み、エクスポート・インポートがうまくいかなかったことと使い勝手が違い過ぎることから結局Evernoteを使い続けていましたが、UpNoteへの移行はめちゃくちゃスムーズでした。
UpNoteでEvernoteのデータをインポートするにはプレミアム版へのアップグレードが必要ですが、月100円なのでとても試しやすいのも有り難いところでした。
買い切り版の選択肢があるのも良い(自分、サブスクに加入することに抵抗がある古い人間なんでっ)。
▽画像付きで分かりやすかったブログ
唯一手作業が必要だったのは「暗号化した情報」で、暗号化したパスワードが下の画像のように英数字記号の羅列として表示されていました。
Evernote側で「暗号化したもの」を含むノートを絞り込みできるので、該当のノートのみ情報をGoogleのパスワードマネージャーに移管しました。
Evernoteへの思い・交際期間の振り返り
2012年(大学生の頃)からお世話になっていたので、ここ数年の凋落ぶりは寂しくも悔しくもありました。
iCloudやGoogle Driveよりも先に使っていた記憶がある。今では当たり前だけど、「パソコンで書いたメモやファイルがスマホでも見られる!」「Webサイトとして公開していないのにいつでもどこからでも見られるってすごい!」って思ったのはEvernoteだったと思う。
ノート数は一番多いときで4000個くらいありましたが、今は1331個。
一時期は有料プランに加入して、写真も日記も給与明細PDFも全部Evernoteに格納してた時期もありましたが、記録のための作業負荷が高すぎると気付き、今は写真はGoogleフォト(自動バックアップ)、スプレッドシートやPDFなど「ファイル」が多いカテゴリはGoogleドライブ、使用頻度の高い内容(日記、読書記録、外食の記録、所有物リストなど)はGlideで簡易アプリを自作して管理するようになりました。
とはいえ、アレルギー検査の結果とか、義親族の生年月日や住所、宿泊先やスキー場の記録など、専用アプリやフォルダを作るほどでもない、いわゆる「メモ」「ペライチの紙」は意外と多く、そういう情報をとりあえず入れておける場所があることで、どこに書くべきか迷う手間が省けるし、安心して物理メモを捨てることができ、結局便利に10年以上ずっと使い続けてきた。
でも遂に無料プランのノート数の上限が50までになってしまったのです。
巷では、「Evernote使えねえ!乗り換えるわ!」という態度が目立ちますが、わたしは、自分がEvernoteから別れを告げられたと感じています。
無料ユーザー(サーバ容量を圧迫してるだけの存在)は金を払うか去るかいずれかにしてくれと突き付けられたのだと。
11年半のうち、課金期間はたった2~3年だったと思う。それがわたしたちの黄金期だったね。長らくフリーライドしててごめんね。何度もノートブックを増やしては減らし、タグ管理を試みては辞め、タイトルで並び替えできるようにしたみたり、データの断捨離をしては溜め込み、わたしに試行錯誤の楽しい時間をくれてありがとうEvernote。
3か月くらいUpNote使ってエクスポート不備がなさそうか様子見が終わったら、敬意と感謝を込めて潔くすべてのデータを削除して容量明け渡します!