都内で働く30代の試行錯誤

田舎での生活に憧れています。 息子(0歳)がいます。

JMOOC「Webデータベースシステム入門 2022」を受講・修了しました

JMOOCで「Webデータベースシステム入門 2022」(法政大学 / 講義概要:https://platjam.jmooc.jp/220170557 )を受講・修了しました。

背景や感想をまとめました。

 

JMOOCは、「インターネットを利用した大規模なオンライン講座」の日本版で、詳細は以下のサイトを参照してください。

www.jmooc.jp

 

背景

2月上旬から産休に入っています。

身体も頭も本調子でない中で毎日8時間フルタイムで働くのは正直しんどかったので、本当に産休は有難いし必要だと思うのですが、

いざ始まると1週間も経たずに「暇だ・・この持て余す時間どうしよう・・」となりました。

TSUTAYAの定額でDVDが届くサービス(https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do)で、ネット配信していない映画を借りたり、読んだことのない有名な海外小説を読んだりして、出産や育児について調べても、飽きとのバランスでモチベーションを保てず持て余す・・

 

土日もある程度 時間割のようなものがある方が落ち着く・充実感を持って過ごせる性格なので、毎日やることが欲しいな~と思って探した結果、JMOOCの講義にたどり着きました。

 

前提

・2月上旬から産休中、出産予定日は3月中旬

・家庭内で専業主婦の役割(素晴らしい家事)は求められていない

・仕事は自社サービスのWebディレクター(開発は外注で、機能追加や改修の要件定義・検証を担当)

・大学は文系学部出身

・HTML・CSSは独学(ドットインストール)と実務で必要に駆られて ふんわり読める

SQLは仕事で読み取り専用の権限でSELECTやLEFT JOINで保存されているデータをcsv出力するだけ

 

結果・感想

自己学習含めて 1日2時間~3時間ほどかけて、3/1に開始して、3/15に修了しました。

 

以下に記載する通り、動画を見るだけでは理解できない箇所が多かったので、思ったよりも時間がかかりました。

また「どういう意味だ?」と思う箇所が次の回を見ることで「なるほど!」に変わる箇所も多かったので、一気にやれて良かったように思います。(週末を中心にやると 前週に得た新しい知識が抜けてしまい復習に時間を取られただろうと思われる)

時間を持て余している今取り組んでちょうどよかったように思い、見つけて受けられたことに大満足です。

 

 

講義は6週に分かれており、動画(全33本)の時間を合計してみたら以下表の通り4時間40分(280分)ほどでした。

講義の単元

各回の動画時間 単位は「分:秒」

 

わたしの1日の学習内容の内訳はだいたい以下のような感じでした。

※第1週(HTMLとCSS)は自己学習が不要にて、以下は第2週~6週の消化方法

 

約1時間:動画を見ながら、プログラムを書き写して動くことを確認する。1日2~3本

約1~2時間:自分が何を書いているのか理解できていない / どうして動くのか分からない箇所をネットで検索したり プログラムを書き換えてみたりして理解する

 

わたしがスムーズに 気持ちよく修了まで 終えられた要因は以下だと思います。

 

1.PHP(を含むサーバーサイド側のプログラミング言語)学習の取っ掛かりが欲しいと思っていた

2.すべてのテストに合格すると修了証がもらえる(各テスト3回まで受けられる / 合格するまで どの問題が誤りだったか・正答は伏せられている)

3.初心者向けの講座ではあるけれど、わたしのレベルでは動画視聴だけでは理解が足りずテストに合格できず、実際にプログラムを書いてみたり、ネットでいちいち調べて理解を深める必要があり、所要時間が長かった

4.にもかかわらず、2022年度 開講の講座は3/31までに終える必要がある=出産前に完了せねばならない=結構タイト

 

1について

ある程度 言語の特性や使い方を理解した後だと、分からないことや やりたいことがあったときに、検索すれば、たくさん記事が出てくるので、なんとなく試行錯誤ができるけれど、まったく未知の状態だと何をどう検索すればよいか分からない・試行錯誤するにもどう書いてみればよいか分からない。

仕事で作っているWebサービスが、フルスクラッチで作られたPHPメインのサービスなので、PHPについて学ぶ取っ掛かりが欲しいと思っていたのですが、ドットインストールでは挫折してしまって(一気に学ぶ時間を取れなかったこともあるかも)

 

2について

積極的に本を読んだり勉強しても、転職・社内評価いずれも「頑張りました」「勉強しました」だけでは弱いなと思っており、せっかくならば(それが 知名度があまりなくても)修了証や証明が出せるようなものを選ぶようにしています。(たとえば、Google Analytics Academy など)

自分が採用を行うときも、Wantedly職務経歴書に そういう記述があると「その分野について学習意欲がある」ということが伝わり、深掘りしやすいと感じます。

 

3、4について

「いつ生まれるか分からない」というスリルと背中合わせで、中弛みせずに 取り組めました(笑)

 

今後について

岸田さんの言う「産休・育休中のリスキリング」は、生まれる前の産休6週間が唯一の機会なんじゃないかな~と思っています。

(出産までつわりが続く妊婦さんや、家庭の事情がある妊婦さんは生まれる前でも難しいと思います。比較的元気なわたしでも、出産に伴う準備をしたり、毎週平日に2時間くらい通院したり、1日1時間以上散歩を課されたり(医師からの指示は各妊婦さんの状態によると思います)、身体の不調で日中に横になるしかできない時間があったりする。)

 

多分、子が生まれたら初めてのことで てんやわんやで 、子育てについて学ぶので手一杯・体力的にも余裕がなくなると思われます。

ただ「自分が良くなっている」という感覚が活力になる性格で、「勉強」は分かりやすく自己肯定感を上げてくれるので、産後うつ的な状態になりそうになったら、逆に勉強に取りつかれる可能性も微粒子レベルで存在します。

 

そうなったときにやりたいのは、PHPの知識を増やすか、統計学を体系的に学び直すかこと

あるいはコーセラ(https://www.coursera.org/ )の「Project Management」「Data Analytics」(※これも産休中の勉強の候補だったけど、有料 かつ 英語・字幕なし かつボリュームがある=難易度高すぎると判断してやめた)です。